子供用日焼け止め塗り方?虫よけとどっちが先?落とし方は?
日差しが強く日焼け止めが欠かせない季節になってきましたね。外遊びが大好きな子供たちにとって今や紫外線は大敵。 日焼け止めクリームを塗って紫外線対策はバッチリかと思いますが、塗り方を間違えていると日焼け止め効果が半分以下になってしまうんです。
今回は、なに気なく使っていると全然効果がなくなってしまう日焼け止めの正しい使用方法をご紹介します。
子供の日焼け止め間違った塗り方では効果が半分以下!?
毎日なに気なく塗っている日焼け止め、1回でどれくらいの量を塗ってますか?白浮きするから薄く伸ばしたり、毎日使うからケチってたりしてませんか? 実は日焼け止めの量が半分になるとその効果は半分以下になってしまうんです。
日焼け止めの詳しい効果はこちら↓
子供の日焼けとシミ対策|保育園に塗っていく?何を選べばいい?
日焼け止めの適量ってどれくらい
持ってる日焼け止めクリームの裏を見てもらえばわかると思いますが、ほとんどの商品は適量と書いてあるけど その量までは記載されてないことが多いです。中にはあるかもしれませんが、私の持っている日焼け止めにはありませんでした。 では適量っていったいどれくらいなの?
日焼け止めに記載されているSPFの表示は国際SPF試験法によって各メーカーとも統一された基準で表示されているんです。 昔は自主基準だったのでSPF100とかあったんですが、信ぴょう性が少ないということから業界で統一されたようです。
その試験方法については「日本化粧品工業連合会SPF測定法基準」というものが参考になります。ググってみると出てくるので興味がある方は調べてみてください。 で試験時に使用している量を見てみると、「1㎠あたり2㎎」となります。いまいちピンとこないですよね。
これわかりづらいので、まず大人の顔で説明すると、顔の平均的な大きさはシートパックを参考にすると大体400㎠ぐらい。 1㎠あたり2㎎となるので
400㎠×2㎎=800㎎となります。
800㎎を例えていうなら500円玉の大きさを手の平に出した量ぐらい。そして、子供の顔はだいたい大人の半分ぐらいなので500円玉を半分にした量が適量のおよその目安。 その量を実際手にとってみると結構多いことがわかります。
みなさんは今までどれくらいの量を塗られてましたか? 実際これだけの量を塗らないと、表示されている効果は発揮されないんです。
子供の日焼け止めと虫よけはどっちが先?
暖かくなってくると、紫外線の他にもう一つ気になるのが「蚊」による虫さされ。 特に子供の場合、大人ほど免疫がないので痒みが持続したり、我慢できず搔きむしるせいで 「トビヒ」にまで悪化してしまうこともあります。
そんなことにならないように、外出時の虫よけ対策も徹底して行いたいですよね。 でも、日焼け止めと虫よけはどちらを先に塗ればいいんでしょうか? 塗り方を間違えると効果が薄れるのかもしれないですし、メーカーに確認してみました。
メーカーの回答
基本的には順番が決まっているわけではなく重ね塗りも問題がないということ。でも、シートタイプのものを後に使用すると、 その前に塗ったものを拭き取ることになるため、その場合はスプレータイプのものを使用したほうが良いということです。
どちらを先に使用して特に問題はなさそうですが、虫よけの場合は持続時間が短いため直前での使用がおすすめ。 虫よけは虫が嫌う香りを出して効果を発揮するものですしね。
子供の日焼け止めの落とし方と洗い方は?
日焼け止めの塗り方や虫よけとの塗る順番ときたら最後は落とし方。子供用だから簡単に洗い流せるといっても安心できないですよね。 でも小学生ぐらいなら顔に洗顔をつけて洗うこともできますが、幼稚園児ぐらいの小さい子だと嫌がってしまい洗い落すのもひと苦労。
そこでおすすめなのは、赤ちゃん用のクレンジングシート。洗顔だけだとうまく落とせず何回もしてしまったり、少し残ってるけど嫌がるからやめてしまったりとなりますが 先にクレンジングシートで拭き取ってから洗うと綺麗に落ちます。
また、洗顔を使う際はしっかり泡立てて使うようにしましょう。泡立っていないと汚れが落ちないだけでなく、 顔で泡立てようとゴシゴシして余計に肌を傷つけてしまいます。