潮干狩りに必要な持ち物リスト|いつ獲れる?持ち帰り方と砂抜き方法
「パパ!今日は全然獲れなかったね」
せっかく早起きして子供に潮干狩りの楽しさを伝えたかったのに、行きで大渋滞にはまり、着いたらすでに掘りつくされたあと。 アサリも少ししか獲れず、家族からブーイング。おまけに思ったより寒くて子供は早く帰りたいとなり帰り道でまた渋滞...
こんな悲惨な結果にはなりたくないですよね。でも、意外にこのパターンってけっこう多いんです。特に初めてなのに何も調べずに行くと失敗する可能性が大きいのでしっかり予習しておきましょう。
潮干狩りに必要な持ち物リスト
潮干狩りのピークと言ったら、ゴールデンウィークに計画している人も多いんじゃないでしょうか。 この時期は日中になると結構暖かくなってくるので、薄着でもいいかなって思うってしまうんですが 海岸は思ってる以上に寒いです。
海水もまだまだ冷たいですし、風を遮るものもないので何時間もいると体がどんどん冷えていきます。 下記に、持ち物リストを作りましたが特に服装については十分注意した方がいいですよ。
帽子 | 4月5月でも紫外線は強いので、つば付きで顔が日に当たらない物。 |
着替え | 子供は特にすぐ濡れるので多めに。ウインドブレーカーなど寒い時に着る物も用意 |
長靴 | 長靴だと歩きづらいという人は、ウォーターシューズや地下足袋 |
ゴム手袋 | 軍手でもいいですが、おすすめはゴム手 |
タオル | 汗ふきタオルと、大きめのタオル |
熊手 | 100均で売っている鉄製の物で十分。プラスチックは不可 |
網など入れ物 | 網目が小さいと砂が落ちないので、少し大きめの物 |
レインコート | 防寒対策、風よけになるので重宝します。 |
蓋付きのバケツ | 獲った貝を入れて暗くなるように蓋をすると砂を吐き出す |
タンク・ペットボトル | 行きは手洗い用、帰りは砂抜き用の海水を持ち帰るため |
日焼け止めクリーム | 女性の方は特に必要 |
折りたたみのイス | 座るところがないので、小さなものがあると便利 |
食べ物・飲み物 | 冷たい物と温かいもの |
クーラーボックス | アサリをもち帰る時に使う |
保冷剤 | アサリをもち帰る時に使う |
バンドエイド | 割れた貝でケガをすることもあるので |
ビニール袋 | ゴミの持ち帰り用、子供が拾った貝を入れる用などいろいろ使えます。 |
上記は全体的な持ち物、お子さんがいる場合はこちらの持ち物リストも参考にしてください。
潮干狩りはいつなら大量に獲れる?
潮干狩りっていつでもできると思ってると失敗しますよ。潮干狩りは読んで字のごとく潮が干潮した時に狩るので、時間や時期を間違えると 行ってもできない場合があります。
大量収穫を狙うなら大潮の干潮
海では海水が満ちる満潮と、逆に海水が引いていく干潮というのが1日に2回あります。 貝たちは普段海の中の砂を住処としてますので、獲ることは難しいんですが 干潮時になると、一時的に海水がなくなるのでそこに住んでいた貝たちを獲ることができるんです。
しかも、浜辺から奥に行けばいくほど、獲られていない貝が多く中にはビックサイズのレアものを見つけられるかもしれません。 でも奥の方は海の底にあるのでそこまで行って獲るのはそれなりのプロ並みの道具が必要。というかそんな道具は普通の潮干狩り場では 禁止されてますが...
でも、そんな奥の方まで行ける日があるんです。その日を狙っていけば、高い確率で大量ゲットや大物を狙えるかもしれませんよ。 その狙い日というのが大潮の期間。大潮を簡単にいうと、いつもより潮が引いてくっていう説明でわかりますかね?要するに 普段は行けないところまで行けてしまうんです。
そのため、潮干狩り時期でも荒らされてない場所なのでたくさんいる可能性が高いんです。
大潮のタイミングを見るのは気象庁のHPにある潮位表を参考にしてみてください。 http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/index.php
1個見つけたらその周りにたくさんいるかも
あさりは集団でかたまっていることが多く、だいたい20~30個ぐらいいるようです。 1個見つけたら、とりあえずその周りも掘ってみましょう。
潮干狩り後の持ち帰り方と砂抜き方法
ここは専門家の意見がいいかと思い木更津市久津間海岸潮干狩場のHPにある 砂出し方法と保存(冷凍)方法を参考に紹介します。
持ち帰り方
ここで役に立つのが重いクーラーボックス、これは潮干狩りに行ったとき地元民らしいおばちゃんに教えてもらったんですが 帰る時は貝は海水に浸さず、洗ってからクーラーボックスに保冷剤を入れておけばいいとのこと。 海水を入れてるとこぼれる心配もあるし、車の揺れでアサリが弱ることもあるみたいです。
■ 砂だし方法
海水を使うと砂抜きが簡単にできます。 海水が持ち帰れない場合は、カルキを抜いた水道水(汲んで1~2時間出来れぱ1晩置いた水)で 3%の塩水 (1リットルに対して塩30g)を作り、2時間~3時間静かにしておくと砂だしが出来ます。 水量はアサリがひたひたにかぶる程度がよい。
■ あさりの保存(冷凍)方法
あさりが食べきれない場合は残りを冷凍して保存しましょう。 砂抜きしたアサリを丁寧に洗い冷凍保存用ポリパックに殻のまま入れて冷凍する。 1回分つつ小分けして冷凍すると良い。 半年はおいしくたべられます。